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【映画レビュー】ゴジラ-1.0 ※ネタバレあり

2023年11月3日(金) 日本公開
ゴジラシリーズ記念すべき30作目の作品!

あらすじ

生きて、抗え。

焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。ゴジラ七〇周年記念作品となる本作『ゴジラ −1.0』で監督・脚本・VFXを務めるのは、山崎貴。絶望の象徴が、いま令和に甦る。

引用元:ゴジラ-1.0公式サイト

観終わってすぐの感想

どえらい映画でした!ドキドキやゴクリ。悲しみや涙。呆然と歓喜。揺さぶられすぎて観終わった後、圧倒された。
こんなにも心揺さぶられたのはなんでだろうと考えてますが、戦争という圧倒的な環境に輪をかけたゴジラの絶望感と、それでも諦めない人々の勇気。戦争という呪い。仲間。人間というドラマが響いたんだろうと思います。
正直展開はめちゃ読めるんだけど、それでもこんなに引き込まれるのは、役者さんたちの渾身の演技と映像や物凄い迫力の音。最高の映画体験ってこういうこと。
よく考えると、きちんとゴジラを観るのは過去作を含めて初めて。その辺のどうなんのこれ?という未知との遭遇も大きかったように思います。
もっというと子供が自分にいることも少なくない大きな影響な気がします。
最後の展開だけは個人的にハマらず、少し熱が冷めてしまったので、またいろいろな意見や考察をみてみます!

ゴジラ70周年&30作品アニバーサリー

今回の「ゴジラ-1.0」でなんと国内のゴジラシリーズが30作品。さらに2024年で1作目から70周年と、とんでもない時間愛された作品ですね。ゴジラと言えば、日本国民ほとんどが知っていると言っても過言ではないほどのキャラクターであり、日本を代表する映画会社である東宝株式会社の顔ともなっています。

1作目は1954年11月3日公開で、日本では観客動員964万人、興行収入1.6億円という大ヒットした作品で(だからこそ今まで続いているんだけど)、世界各国でお上映されて大ヒット。同じ年の映画で有名な作品はアルフレッド・ヒッチコックの「裏窓」

この時のゴジラは水爆実験で目覚めた怪獣ゴジラが東京に上陸し、帝都を火の海にする物語。第二次世界大戦時、ビキニ環礁のでの核実験で被爆した第五福竜丸の悲劇、反戦、反核の思いが込められた本格怪獣映画でした。スーツアクターの演技と、ミニチュアを使った特撮が高く評価されています!

30作品のタイトルを見ているだけでも、ゴジラの他にキングコングやモスラ、えびらやヘドラ、メカゴジラ、キングギドラなど魅力的なヴィラン(時には仲間)が産まれていることも分かりますね。ちなみに、タイトルに出てきたゴジラ以外の怪獣だとモスラが5回(初回は1964年)、メカゴジラも5回(初回は1974年)、キングギドラが2回(初回は1991年)。ちなみに登場という意味では、キングギドラの初登場が1964年の「三大怪獣 期中最大の決戦」で、こちらを含めて6回の出演。なんと最後は正義の怪獣になるという斬新な展開でした。

何がこんなによかったのか

思うことをどんどん思いつくままに考えてみました!

人間の弱さと強さ

戦争に負けてボロボロの人間 → 戦後復興を遂げる強さ

ゴジラに対して抗うことができない圧倒的弱者としての人間 → その中でもできる限り対策を考え、命がけで推敲する。

人を責めてしまう弱い人間 → 命をつなぐバトン渡し

この弱い→強いの繰り返しで、心揺さぶられながら、自分も頑張ろうと活力をもらえる映画。

まとめ

ゴジラはただの怪獣映画にはとどまらず、多方面で活躍していますね!

個人的には初めてきちんとゴジラを見たような気がして(シン・ゴジラも未視聴)、本当にいろんな要素が含まれていることにびっくりしました。冒頭の感想の通り、めちゃ楽しめました。ゴジラ侮っていたな。

あなたはどのような感想をお持ちですか?ぜひ教えてください!

ももおと

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