2016-17シーズン。
1961-62シーズン以来、決して達成されることはないと思っていた大記録。
シーズン平均トリプルダブル
この大記録がある選手によって達成されました!
それが、今回紹介するラッセル・ウェストブルック 。
進化し続け、歴史を塗り替え続けるこの選手を紹介します!
ラッセル・ウェストブルックとは
本名:ラッセル・ウェストブルック 三世
ニックネーム:ラス
背番号:#0
ポジション:PG
身長・体重:190cm、90kg
出身:カリフォルニア州ロングビーチ
出身大学:UCLA
誕生日:1988年11月12日
ドラフト:2008年1巡目4位(ソニックス)
チーム歴:サンダー(2008-19)、ロケッツ (2019-)
受賞歴:
シーズンMVP:1回
オールスター出場:9回
オールスターMVP:2回
得点王:2回
アシスト王:2回
オールNBA:8回
ウェストブルックと言ったら、いつも全力でパワフルなプレイ。
見ているこっちも元気をもらえます。
そして、あの記録!もはや誰も到達できない大記録です!
新・ミスタートリプルダブル
得点・リバウンド・アシスト・スティール・ブロック
1試合でこの5つのスタッツのうち3つの部門で2桁の記録をとる事。
それが『トリプル・ダブル』
●得点はもちろん、直接試合の勝ち負けに直結するし。
●”リバウンドを制するものは試合を制する”あの有名なセリフの通り、リバウンドが試合を制する鍵になりますし。
●アシストは自分一人では取れないスタッツ。どれだけチームメイトに得点を取らせることができたのか。
●スティールもブロックもディフェンスでは、めちゃくちゃ大きなビッグプレイ
これらのうち、ひとつではなく3つも2桁記録するってことは、
それだけ、オフェンス・ディフェンス両方で貢献をしているという証拠になりますね。
それが『トリプル・ダブル』
NBA選手の中でも、1回も達成することなく引退する選手が大半の、本当に偉大な記録です。
では!
歴代の通算トリプル・ダブルランキングを見てみましょう!
1位:オスカー・ロバートソン(181回)
2位:ラッセル・ウェストブルック (146回)
3位:マジック・ジョンソン(138回)
4位:ジェイソン・キッド(107回)
5位:レブロン・ジェームス(94回)
そう!
すでに2位につけています!
ちなみに、この5人の中で現役はレブロンとウェストブルックだけ。
しかもレブロンより5年もNBAにいる時間は若いのがウエストブルックです!
※ 正確にいうと、高卒のレブロンと大学3年時に入ったウェストブルックなので、実質差は3年
これがどれだけすごいことか、回数をみても分かりますね。
さらに、ここで1位のオスカー・ロバートソンはミスター・トリプルダブルと呼ばれています。
このランキング見たらそりゃそうですよね。
ウェストブルックがいなかったら、2位と43回も差をつけています。30%アップ!
しかも、こう呼ばれている理由はもう一つあります。
それが、このオスカー・ロバートソンが1961-62シーズンに記録した大記録。
『シーズン平均トリプル・ダブル』
どれだけすごいかというと、歴代1位のオスカー・ロバートソン。
トリプルダブルの回数は181回
現役は14年間でした。レギュラーシーズン82試合だとすると、レギュラーシーズンだけで1,148試合。
それだけの試合を経験して181回。歴代1位の大記録ですら試合数の15%しか達成できてません。
そんなトリプル・ダブルをシーズン平均のスタッツで記録。
記録自体が1961-62シーズンだし、もはやこれは誰も達成できない記録だと思われていたんですが。。。
そうです。ウェストブルックが破りました!
しかも2016-17シーズン、2017-18シーズン、2018-19シーズンと、
3年連続で達成しました!!!
これはね。なんだろ。言葉では言い表せないような記録です!
チームの事情もあるんですが