全てがうまくいかない時ってある。
あっちでもこっちでも、
今まで積み重ねてきたものが、ガラガラと崩れるとき。
まず何をどうしたらいいか分からない。
今までやってきたことが無駄になってしまった。
時間が過ぎるのが遅い。
ただ呆然として、何もできない。何も考えられない。
相談もできない。
一方で自分で気づいている。こんなの本当に些細なこと。
だから相談なんかできるはずない。
そして、些細なことでここまで落ちている自分に、
さらに嫌気がさす。
時間が過ぎるのが遅い一方で、
このまま時間が過ぎてほしくない。
落ちたまま時間が過ぎてしまうのが怖い。
こんな時に限って、身体が重い。
やらなければいけないことが、頭に入ってくる。
できない。
そして停止。
とにかく停止して改めて気づく。
こんなのたいしたことないんだと。
そして、漫画がおしえてくれる。無力じゃないと。
とはいっても、落ちたところから一歩階段をのぼっただけ。
まずは、どうしてもやらなきゃいけないことだけやって。
あとはいったんすべて忘れて、身体を動かす。
夕飯の食材を買いに行こう。
返ってくると、もう一段のぼってて、
次のことに手をつける。
これでいいんだと思う。落ちてもまたのぼればいい。
昔は落ちるのが、かっこ悪くて嫌だった。
落ちているふりで、かっこつけてる自分もいた。
かっこ悪くもかっこ良くもない。
落ちるのは普通。当たり前のこと。
もう一段のぼりましょう。
なんとなく、これはこのまま終わりにしたかったので、
一歩のぼるきっかけになった漫画のことは別に!
ぽんど