https://www.fujitv.co.jp/hamonep/
2020年のこちらの大会を持って、20周年となる青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ。通称「ハモネプ」!
アカペラ自体が全くと言っていいほどメジャーでなかった2001年に、当時の「力の限りゴーゴゴー!」のコーナーとして始まりました。この頃は得点が発表される際は、仮装大賞的な発表形式で、1点上がるごとに「ゴー!」というネプチューンの声がなっていって、それが「ゴーゴゴー!ゴーゴゴー!」となっていましたね!懐かしい笑
というわけで、20周年を記念して歴代の優勝グループ・曲を紹介いたします!
そして!動画があったものは紹介しています!
改めて振り返ると、本当に自分にとっても青春でした!同じように感じる方も多いんじゃないかな?
特に前半は長い!笑 思い入れのある部分は細かめに語ります!これは完全に回ごとに差があります!ご容赦くだされー。
→2021年冬大会を追加しました!
Table of Contents
第1回大会「ぽち / Escape」
2001年夏「ぽち / Escape」
アカペラより注目されたボイパ
記念すべき第1回大会!今でも覚えているけど、始まったばかりのハモネプ にとって、主役はどのグループよりも「ボイパのふたり」でした。
それが「関東のおっくん」と「関西のけんぞー」
関東式ボイパとか関西式ボイパとか、おそらくほとんど初めての人がボイパなんて見るのが初めてで、とにかく「アカペラ」よりも「ボイパ」の注目度が高かった。
ということで、この全国大会もおっくんの「レプリカ」とけんぞーの「ぽち」の対決と思われていたんですが。。。まさかの予選でレプリカが敗退。代わりに決勝を勝ち取ったのは、予選で圧倒的なパフォーマンスをした「チン☆パラ」
ハモネプ に幅をもたらしたチン☆パラ
「チン☆パラ」も本当にやばかったなー。本当の意味でアカペラの幅を一気に広げたのはチン☆パラでしたね。まさかロックをアカペラでやるとは!!!本当にすごかった。
ちなみに、チン☆パラはデビューをして、解散後もメンバー何人かで「スメルマン」というバンドを結成し、エフェクトを使うアカペラでさらに新しい風をふかしました。
初代王者ぽち
そして、そんな記念すべき第1回大会を優勝したのが「ぽち」
あまり今じゃ考えられないですが、ぽちってベース・ボイパを含む4人のグループでした。すごいよね。コーラスひとりだったもん。
予選の曲「BELIEVE」ハーモニカやダブルマイクの喉ベースなど、決勝の「Escape」でもスクラッチやホイッスルボイスなど、4人だけど4人に聞こえない工夫で、見事に優勝。
単なる実力で優勝・準優勝が決められない戦いを制したのが、ぽちでした。
制服で登場した”青春感”やハモネプと言ったら”レプリカかぽち”ということももしかしたら影響していたのかもしれませんね。
とにかく、ここからハモネプの歴史が始まりました!
第2回大会「レプリカ / らいおんハート」
2001年冬「レプリカ / らいおんハート」
「ハモネプの申し子」ハモネプ卒業
そして、続いて行われた第2回大会を制したのが「ハモネプの申し子」と呼ばれていたおっくん率いるレプリカでした!!!
この第2回は「ハモネプの始まり」の終わりの時でした。
というのも、この第2回開催の3日後におっくんが所属しているRAG FAIRがメジャーデビュー!それにより、レプリカとしての活動は「これが最後」という大会でした。
正直いうと、それに引っ張られたんじゃないかなー。と思う展開ではありましたが、決勝ではそのおっくんが最初にリードを歌う。という涙の展開。
いやーあれはずるかったわ。テレビ見てる全員がレプリカを応援したと思うもん。
そんなこんなでレプリカが激戦を制しました!
第2世代の台頭
この第2回大会では早くも第2世代がフューチャーされましたね。初代王者けんぞーからボイパを受け継いだわたるくん率いるZ☆MA。
この時はうまい!って感じではなかったけど、ハモネプらしい青春感がすごかったのを今でも覚えてます。
動画は予選のKISS OF LIFEしかなかった!
第3回大会「ア・カッペラーズ / 川の流れのように」
2002年夏「ア・カッペラーズ / 川の流れのように」
ハモネプ の顔だったグループの引退
ハモネプを引っ張ってきたレプリカ、ぽち、チン☆パラがハモネプを引退し、どうなるんだろうと思ってた中で、この第3回を引っ張ったのは3大会連続出場のア・カッペラーズとNORTH!もちろんZ☆MAもいたけど、この2組はさすがでした!
その中で3大会連続出場した2グループ
ア・カッペラーズもNORTHも5人。昔ながらのハモリをベースにオリジナルになった2組は、アカペラの良さが際立ってたなー。これぞ人の声で作った音楽って感じ。
特に優勝したア・カッペラーズが決勝で披露した「川の流れのように」はのちに発売されたCDでも何度も聴きました!澄み渡る歌声。必聴です。
第4回大会「Soft Voice / さくら」
2007年夏「Soft Voice / さくら」
ハモネプ復活!
前回の第3回大会から5年もの時が過ぎて、まさかのハモネプ復活!
この頃アカペラサークルに入っていたので興奮したのを覚えてます!ちょうどハモネプに出たメンバーみんなで見ていました。
とはいえ、興奮したものの前回から5年も経ってるので、おなじみのメンバーはいなく、実際に見た時は盛り上がりきらなかったのも覚えてますね。
この回優勝したのがSoft Voice。女性4人組で澄み渡る声。感動がすごかった。でも正直に言うと、ハモネプの優勝がこのグループでいいのか。少しモヤッとしたのを覚えています。でも、みんなの心を打つパフォーマンスでしたね。
今や有名人のあの人も参戦
やはりこの回といえば高木ブーとキャンプ。あのイモトアヤコがリードボーカルとして素人時代に出場。すごいよね、この時からインパクトが凄かった!印象にめちゃくちゃ残ってるもん。
第5回大会「じゃ~んずΩ / Missing」
2008年春「じゃ~んずΩ / Missing」
ハモネプに新たな象徴が生まれた
前回物足りない気持ちになったハモネプですが、あの時らしさが戻ってきたのがこの回だったような気がします。あくまで個人的感覚ですが。
その象徴がBam B Crew!つまりハモネプにアイドルグループがいるのか。それが大きかったのかもしれませんね。Bam B Crewはこの後数回にわたる活躍もあり、この第2期ハモネプの火付け役であることは間違いないですね。
優勝して今なおアカペラ界を引っ張るじゃーんずΩ
圧倒的存在感で決勝まで進出したBam B Crew。それを抑えて優勝したのがじゃーんずΩ!あれだけ圧倒的なボーカルを予選で見せたしーちゃん。ではなく決勝ではタカ!!!しかもうまい!なんだこれ!?ってみんなが思って圧倒されました。この後じゃーんずΩはデビューをしてメンバーは変わっているものの、今も現役でアカペラ界を引っ張ってくれてます!それだけ実力があったグループがハモネプに出てる。すごいことです。
その他にも実力グループが!
個人的に印象的だったのは2大会連続出場のスパークル。コーラスの揃い方が異常だったしベースのたけしくんの低さも異常。とにかく高次元すぎるアカペラ。ただ高次元過ぎて評価が得られず。。。リードだけで評価下げられたのも納得行かなかったなー。でもこれがハモネプなんですよね。アカペラの精度でいったらダントツナンバーワンでした。
2大会連続決勝進出したL.A.6も圧倒的だった。それでも、ここでは圧倒的な新星2組に雰囲気的にも勝てる感じじゃなかった。実力があれば勝てるという訳ではないのがハモネプ。難しい!
第7回大会「どんぐり / もののけ姫」
2008年夏「どんぐり / もののけ姫」
ドラマを作ったジュブナイル
そして続いて第6回!ハモネプの象徴となったBam B Crew!そしてそれを破ったジュブナイル!新しい時代の幕開けでしたね。なんなのこのドラマ!?
ジュブナイルのあでちゃんの声は衝撃だったなー。確かに音楽をやってる人ではあるけど、プロでもない。でも本当にたくさんの人を魅了しましたね。当時mixiで、申請が来過ぎて普通の友達も友達申請できなかった。なんてこともふと思い出したw
日本のポップス界で活躍するスターたち
また、ここでは後のスターが生まれました!
ダイチはもちろん、今やYouTubeチャンネル登録者数30万人越えのよかろうもん。出てたのはこんなに前の回なんですよね。あの時はダイチだけフューチャーされてたけど、しっかりとしたグループになってます!
あとはやっぱりやきそば★SOULですかね。ここから2大会出場してるし、あのリトグリのかれんちゃんがいたグループ。エンタメ界を目指す子たちの集まりではあったけど、ここまでなるとは!!!なんか、そんな訳もあってリトグリは自然と応援したくなる。
ハモネプに泣いた超実力派スパークル
最後に紹介はやっぱりここかなー。3大会連続出場のスパークル。優勝しても間違いない実力を持ちながら、ハモネプに揉まれ、悩んだりもすごかったんじゃないかなー。個人的にはスパークルが歴代いちにを争うほど好きなグループです。こんなグループないよ!
第5回のところに書きましたが、この辺の回は特にリードありきの評価になりがちでしたね。
そして会場をジブリワールドに染め切った優勝グループ
こんだけ話をしておいて、優勝したのはどんぐり!ジブリをメインで歌うグループ。どんぐりって凄かったよ。ジブリ曲にあったメンバーがこうやって揃って、しかも誰もが知っている曲をあそこまでアレンジする能力。曲の力を最大限に出し切り、ワールドに巻き込む力。さすがでした。
こうやってまとめてると、5人グループが結構多いんだよね。これってハモネプだからこそなのかもしれないけど、THEアカペラであり、青春。人がめっちゃ現れた形。だからこそ、なのかなぁと思います。
第7回大会「Bam B Crew / さよならの向う側」
2009年春「Bam B Crew / さよならの向う側」
Bam B Crewのフィナーレ
この回はなんというかもう、Bam B Crewの回!ハモネプの象徴になった第5回。そこからまさかの敗北の第6回。そして今回。もう完全に舞台が整ってる感じでした。しかも選曲がこれって。完璧です。なるべき流れをしっかりもぎ取った実力とプロデュースさすがです。
印象的な2つのこと
本当にそこが全ての回なんだけど、この回はもう2つ印象的なことが!
ジュブナイル敗北。前回あんなにバンと鮮烈なデビューをして、今回も期待されてたジュブナイルがμに敗北。個人的にはうーん。ということはあるものの、これもドラマでしたね。
そしてA-Zが生まれた。けいちゃんは下手したら前回のジュブナイル以上のインパクト。なんだこれ!?って予告の段階からなりました。
とはいえ、この時はまだアカペラとしてはまだまだで、コーラスワークも改善の余地ありありでしたね。なんかそれがまた悔しかったのを覚えてます。とはいえ、伝説の始まりであったことは事実。すごかった!
第8回大会「A-Z / ハナミズキ」
2009年夏「A-Z / ハナミズキ」
個人的には歴代1番の回。
歴代最高得点
まずはA-Zが予選で99点!体調が悪い中あれだけのパフォーマンスを見せたけいちゃんと、前回とは全く質の違うコーラスワーク。なんだか技術もそうだけど、一体感がすごくて、これは敵わないなと思ってました。
完璧な決勝戦
そして、なるべくしてなった決勝の3組。こういう展開ってハモネプではとくに珍しいんだけど、完全にだよね!の3組でした。ジュブナイル、A-Z、AS★KNOWによるガチンコの決勝戦。どこが勝ってもおかしくなかった。それほど本当にアツイ戦いでしたね。
その他にもこれ以降に継続して出演するグループ
個人的におすすめのグループが演パクト。この先無花果として出てくるくねくねくんもいましたが、とにかくアレンジとそれを歌い切る力がすごかった。ハモネプでは当然?w うけなかったけど、このグルーブ好きなアカペラやってる人は多いんじゃないかなー。
あとは、このグループもハモネプの顔でしたね。腹筋学園まず見た目がまったくハモネプっぽくなくて異彩を放っていたけど、うたはとにかくうまい。他のグループと同様、まだ一体感に欠けてはいたものの、インパクトはすごかったー。さすがavexです。しっかりメンバーがデビューしているというのも、さすがと言わざるを得ない。
第9回大会「姉と僕 / あの素晴らしい愛をもう一度」
2010年冬「姉と僕 / あの素晴らしい愛をもう一度」
ただただあったかい
第9回大会を優勝したのは姉と僕。音楽一家のお姉さん3人と末っ子のしゅんくんで構成されたあったかいグループでした。もちろん技術もあるんだけど、それ以上に本当にあったかくて、聴いてるだけでじんわりと涙が出てくる。そんなグループでそんなパフォーマンスでした。
この決勝で歌った「あの素晴らしい愛をもう一度」は、4人というメンバーをカバーする構成で、いろんな要素が入っていたし、リードが回って全員が歌うというのも、グループの良さを引き出すもので、本当にすごかった。これは感動。
前回から連続出場のAS★KNOWと腹筋学園。両チームとも決勝に行ったのはさすが。貫禄がありました。ただ、相手が姉と僕は厳しかったー。
その他には、この先も活躍をするノーナイズの初出場でした!
第10回大会「センメ / 海 その愛」
2010春「センメ / 海 その愛」
この回は記念すべき10回目にして唯一の過去チャンピオンが再来する回でした!ここで登場したのが、絶対的王者A-Zと前回感動を巻き起こした姉と僕。どっちかが勝つんじゃね?という予想を裏切り、優勝したのはセンメ!
史上初の審査員推薦枠で決勝へ
予選BブロックはA-Zだけでなく、腹筋学園もいる激戦グループ。結果もA-Zが95点、センメが94点、腹筋学園が93点と、本当に接戦!その予選の激闘も評価されて、史上初めての審査員推薦枠という形で決勝に進みました。
とはいえ予選で負けているわけだし、決勝に行ったA-Zがまた優勝か!と思っていたのですが。。。センメの決勝は圧巻でしたね。この曲目「海 その愛」は彼らの学校の卒業式で歌われる曲のようで、なんだかその想いが音になっていたんだよね。厚みがあり心にズドンと響く歌声。優勝でした!
歴代メンバーが集結
前回大会を優勝した姉と僕。予選で負けてしまいましたが、相変わらず本当にあたたかい音楽でした!そして、それを破って決勝に行ったのが前回姉と僕に予選で敗れたノーナイズ。A-Zは決勝に行ったが、残念でしたね。。。いやー勝てるとも思ったんだけどなー。 3大会連続出場の腹筋学園は激戦ブロックで惜しくも敗退。その他、8回大会出場のおてん、7回大会出場のDAD'Sも出場!
そして新たな存在感を出した無花果
Cブロックを制覇したのが無花果。ん?どっかで見たことあるな。と思ったら、8回9回大会に出場していた演パクトのくねくねくんがリードのグループ。同じブロックの最初のグループがこれがまたいいグループで、はたらけ!!歌激団。インパクトがあり個性だらけの、お洒落なサザエさんでした。これも本当にやばかった!それを撃破したのが、無花果。最後に向けてガッとくる構成。グループみんなの声が乗っているアカペラらしいパフォーマンスでした!これで決勝に進出することができ、今回は負けてしまいましたが、この先も残る代表的なグループになりました。
第11回大会「AS★KNOW / 瞳はダイアモンド」
2010年夏「AS★KNOW / 瞳はダイアモンド」
全て決勝に進出し、三度目の正直で栄冠!
この大会を優勝したのが1大会ぶりに出てきたAS★KNOW。これで3回目の出場ですが、全部決勝に行ってるんだよね。本当にすごいグループ。ハモネプを見ている誰もが知っているグループのひとつですね。決勝では2回目の腹筋学園との戦い。見事勝ち切って優勝しました。
リードのかっちゃんは回を重ねるごとにうまくなってる!また、AS★KNOWの良さは全員の声がいい感じで個性出てるところだと思っています。本当にひとつの音に重なっているというわけではなく、それがいいんですよね!それがアカペラらしさ、ハモネプ らしさとなって、出てくる。もちろんアレンジや技術も素晴らしかった!
史上初の4大会連続出場
腹筋学園!回を重ねるごとに、声がきれいに混ざりはじめ、グループとしての一体感も出てきてました。今やDa-iCEのゆうだいくんやSOLIDEMOもタケくんといったように、本当に実力のあるメンバーで構成されたグループでした。4大会全てでインパクトを残しているんだからさすがです!
前回インパクトと今回インパクト
前回インパクトを残した無花果!リベンジの回でしたが、仕上げてきた腹筋学園に敗北。惜しかったなー。どっちが勝ってもおかしくなかった。
そして今回新たにインパクトを残したのがjoker。キャラクターがとにかくインパクトあって、なんだこれ?と思ったけど、歌ってみたら歌がうまくて、なんだこれ!?となったのを覚えています。まだシュンくんのグループって感じだけど、全体一番手として歌ってこのインパクトはすごかった!
第12回大会「joker / あなたのキスを数えましょう」
2011年冬「joker / あなたのキスを数えましょう」
リベンジ達成!
前回インパクトを残したjoker。見事に今大会優勝!大きく違ったのが、シュンくんの声が浮いていない事ですかね。リードとコーラスの間にあった隙間が埋められていて、グループとしての一体感が生まれていました。
リードのシュンくんはここからさらにメキメキと力をつけて、TBSでやっていたオーディション番組のSing!Sing!Sing!に出場して成績を残したり、シンガーとして今も頑張っていますねー!
新旧対決
今まで2大会連続でインパクトを残してきた無花果。3度目の正直という形で、もはや誰もが知るグループに。すごくよかった!ただ、そこに1大会ぶりこちらも3大会目のノーナイズに撃破されてしまったんだよねー。得点は同点でしたが、審議の結果ノーナイズが決勝進出。決勝に持っていくような曲選とパフォーマンス。心を打たれたのは事実。無花果にとっては悔しい敗退でした!
ジュブナイルのあの人
また、Cブロックから決勝に行ったごはん。一見するとネタバンドのように見えますが、それをさせない実力が本当にすごい!予選で見せた「紅」あんなに暴れたのに、ひとつの曲になってるんだよね。振り切ったパフォーマンスができたリード。そして周りの5人のそれに負けないパワー。すごかった。ちなみにベースはあのジュブナイルのバードくんでした!そりゃすごいベースなわけだ。
第13回大会「アルテマ / あなたに」
2011春「アルテマ / あなたに」
前回からもう一段階レベルアップしたアルテマ
前回一番手だったのにあんなにガッツリかまして、審査員推薦枠を獲得し決勝に行ったアルテマ。あの時も悪くなかったけど、より磨きがかかった今大会。
ボーカルのけんくんはめちゃくちゃ伸びのあるハイトーン。本当に聴いていて気持ちの良い声。そして、それを支えて一体感を出すコーラス。
過去のすべての優勝曲がバラードに対し、自分達らしさを捨てず臨んだ決勝。アップテンポの曲にもかかわらず優勝。すごくハモネプらしい音楽ですごくよかった!
平均得点91点のハイレベル大会
最低点ですら84点。そして平均にすると91点というとてもハイレベルな大会でした。
そんな中、4大会連続出場で今度こそ優勝を狙う無花果。予選では94点という高得点!もう盤石のパフォーマンスでした。本当に一体感のあるすごいいいパフォーマンスだった。
ただ、その無花果はグラコロンに負けてしまったんですよね。うーん。無花果にとってハモネプは本当に難しい大会でしたね。もちろんグラコロンも素晴らしかった!でも、今回の負けは悔しい負けだったなー。急に敗者復活制度がなくなったのも残念。
テレビ見てて、敗者復活で呼ばれるのは無花果だろうなー。と思ってたら、その制度なくて、えぇ!!!まじか!!!と驚いたし、残念だったのを覚えています。
第14回大会「グラコロン / オリビアを聴きながら」
2011年夏「グラコロン / オリビアを聴きながら」
一区切りの大会を制したグラコロン
ここまで年2〜3回とハイペースでやってきたハモネプはこれを期におやすみに入りました。そりゃそうだよね。ハイペースでやりすぎで、練習が追いつかないよ!とずっと思っていました。
ただ、その大会を制したのがグラコロン!グラコロンといえば前回大会で、あの無花果を倒したグループ。優勝候補として出場したものの、予選ではウィズに1点差で敗北。ただ、審査員推薦枠で決勝に進出して優勝しました!
唯一の過去出場グループだったから、決勝での安定感がすごかった。審査員推薦に救われた形ではありますが、本当に圧巻のパフォーマンス。今までで一番よかった!構成も後半の盛り上がりまでガーっと持っていく形で、感動を呼びました。
ハモネプに新しい風を吹き込んだグループ
それがICU49。「BORN THIS WAY」をアカペラでやった事それがまずすごかった。ヒューマンビートボックスを本格的に曲に取り込み(今まであまりなかった)、ものすごいベースと合わせ、本当に原曲らしいアレンジになっていて、さらにロボットのような形で始めるエンタメ性。そしてラップ!極め付けはニックくんのエレキとめちゃくちゃうまいリード。完全に持ってかれました。
今までのハモネプとは全く違うスタイル。新しい風でしたね。
2015年大会「洛陽 / オリビアを聴きながら」
「洛陽 / オリビアを聴きながら」
前回から4年ぶりに復活したハモネプ!このニュースを聴いたときは「マジかー!」の連発でした。ちなみに、間には芸能人によるハモネプスターリーグと、プロ&アマチュア混合のジャパンカップがありましたが、それはとばします!
学生以外も参加できるようになったハモネプ
今大会から、出場資格が学生以外にも広げられました!そのことによって、レベルがもう一段階上がりましたね。しかも出ているメンバーを見ると、有名グループが出ている!と興奮しました。
優勝は洛陽
まさに激戦を制したのが洛陽。このグループはアカペラで一番大きな大会JAMを2014年に制している有名なグループ。リードのゆりさんの声。やばい!かなり僅差だったと思いますが、優勝!
ほぼ優勝の無糖ホワイト
決勝で本当に惜しくも敗れたのが無糖ホワイト。早稲田と慶應からハモネプに出るために結成されたグループ。本当に僅差だったと思いますが、惜しかったなー。決勝で見せた「CAN YOU CELEBRATE」は必聴です。
ちなみに、この無糖ホワイトはこの後JAMやアカスピにも出場。2018年には800人のライブハウスを埋めるワンマン。すごいよね。もうプロ。
2019年大会「たむらまろ / 鉄腕アトム」
「たむらまろ / 鉄腕アトム」
前回からさらに4年!またもやハモネプが帰ってきました!今回から今までの3ブロック制から5ブロック制に変更!しかも100点満点から①ハーモニー、②ボーカル、③アレンジ、④テクニック、⑤リズムがそれぞれ100点ずつの500点満点に変更されました。
優勝はたむらまろ
超精密コーラスと評されているように、綺麗なハーモニー。それ以上にあたたかさが残るいいハーモニーでした。ここが他のグループとの差になったのかもしれませんね!この不安定なコードから入って、そこからだんだんと明るくなっていくアレンジ!くー痺れました。
その他のグループも強敵揃い!
前回から出場していて、全国的にすごく有名になっている背徳の薔薇や無糖ホワイト。さらには4人でもものすごい厚いハーモニーのSUS4や、avexスクールに通うメンバーで挑んだ、ハイスクール・バンバン。
すごかったなーSUS4!お洒落なテンションコードを多用して、本当に4人?という厚みのあるコーラス。あの有名な檸檬をあそこまでアレンジしきるとは。個人的には優勝だったなー。何度聴いたことか。
ハイスクール・バンバンは14回大会のICU49に少し近いですかね。ヒューマンでグループの幅をグッと広げ、さらに個人個人の歌がすごい!可能性をめっちゃくちゃ感じたグループでしたね。
2020年大会「ザ・コンティニューズ / 何度でも」
「ザ・コンティニューズ / 何度でも」
前回に引き続き、500点満点での評価。そして今回は学生のみの大会に戻りました!残念ながらコロナの影響で、リモート参加や距離をとってのパフォーマンスとなりました。
吹っ切れた決勝
予選で惜しくも敗退したザ・コンティニューズ。敗者復活で決勝にあがってきた時のパフォーマンスは、なんだか吹っ切れたようなような感じがあって、清々しい爽やかな感じでした!これぞハモネプって感じで、すごくよかった!
敗者復活が決まって、グループの元に走っていく。そしてみんなで抱き合う姿、本当に感動だったし青春でした!
一方で、一緒に練習している時間がアカペラの質だと思っていた自分にとって、一回も対面で練習したことないグループが優勝したことは、なんだか個々の力がすごいければいいアカペラになる。っていう感じで、それはそれで悔しい結果でした。ちなみに、このグループのことは好きです!
決勝の曲はなかったので、予選で披露した「宿命」
ちなみに、2020大会のグループは別の記事にまとめておりますので是非!
2021年冬大会「あまがさ / 演歌メドレー」
「あまがさ / 演歌メドレー」
前回のハモネプから、約半年で新しいハモネプが開催!個人的な印象ではありますが、前回からあまり時間が経ってないこともあり、全体的なクオリティが下がった印象でした。そりゃそうよね。以前も年2回やっていましたが、これだと長く続いていて、レパートリーを何曲も持っているグループが強くなります。
大きな雪辱を晴らしたあまがさ
今大会で3大会連続出場のあまがさ!以前は連続出場グループが多かったですが、近年では珍しいグループ。全大会で優勝候補の1チームとされながら、歌詞を間違えてしまったのは痛恨のミスでした。ただ、人がやっている音楽。そんなこともあるよね。曲のクオリティが高かったので、辛いミスでした。
そこから半年、あまがさが雪辱を晴らし優勝!
しかも、予選では脅威の482点!そして決勝では驚異の審査員得点495点(500点満点の形式になってからは最高得点)これってほぼ完璧ってことよね。ゲストの特典も49点とTOTAL549点で優勝となりました。
予選や前回など、J-POPを演歌テイストにアレンジした曲をチョイスしていましたが、この決勝はガチの演歌。他の曲と比べても曲の密度や完成度が全く違いました。「川の流れのように」に曲が移る箇所。圧倒的すぎました!歌い込んでるわ〜。という感想しか出なかったw
全体を通してみても、あまがさの完成度が一つ飛び抜けていて、完全に優勝と言っても間違いない大会でした。
決勝で13年ぶりの曲が披露
あと、個人的なヒットは、決勝でツキミソウが小林明子さんの「恋におちて -Fall in love-」を歌いました。最近のハモネプはその時々にあった曲が多かったですが、ここでこれ!?!?とびっくりしました。アツかったー!
ハモネプでは第8回(2008年)にジュブナイルが初登場で歌った曲。さらに優勝候補だったBan B Crewを破った曲、さらにさらに95点を叩き出した曲。ハモネプファンとしては、この選曲にブルブルっと感動が隠せませんでした!!!
まとめ
こうやってまとめてみると、まだまだ紹介しきれないグループもたくさんあります!少しずつ拡充して紹介していきたいなと思います!
最後に、歴代ハモネプ優勝曲のメドレーがありました!2019年大会優勝の加藤ぬ。くんがみんなに声をかけてやったみたい!これすごいよ。よく集めたな。感動ものの一作です!!!
毎回感動を作ってくれるハモネプ 。
これからも楽しみです!
ぽんど