人生のコツ

人との別れ「死」ということ

Octavian A TudoseによるPixabayからの画像

こんにちは!ぽんどです。
今日も読んでいただいてありがとうございます。

ぽんど
ぽんど

なんだか今年は特に悲しいニュースが多いですよね。


やっぱり辛いのは人の「死」の話。

ぼくは昨年の今ごろ、大切な人を突然なくしました。

あまりに突然のことだったから、気持ちの整理なんかできるわけなく、

今だって思い出してはツライ気持になります。

もちろん忘れることなんてできない。


でも、だからこそ今「死」に対する想いをまとめておきたいなと思いました。



3つだけですが、いま強く感じることをまとめました。

少しでも気持ちが安らいだり、何かを考えるきっかけになればなと思います。

残されることのツラさ

昨年の今ごろ、事故で大切な人をなくしました。

それはあまりに突然やってきて、

本当に何も考えることができなかった状態が続きました。


もちろん、今でもその人のことを想うと、

つらいし涙が出てきます。

なんでこんなことになってしまっただんだろうと思いながら、

今でも嘘なんじゃないかとどこかで思っている。


当たり前だけど、

とにかくつらい。

そして、それは今だって消えることがない。

おそらく、今後も消えないんだと思います。


残された側はこの思いをずっと背負って生きていきます。

決して、なくなったその人が悪いとかではなく、

実際そうだということ。ツラさや悲しみは続く。

残されるってそいうことなんだと痛感しました。


もちろんいい思い出ばかりだし、

逆にその人を忘れることがないことは素晴らしいこと。

誰かが言ってましたよね。「忘れられた時に人は死ぬんだ」と。


でも、何を言ったって、やっぱりつらい。

つらいんですよね。


だから、今ぼくは思います。

「生きないといけない」と。

もしぼくが死んだら誰かを同じように悲しませてしまう。

つらい想いをさせてしまう。


周りの人にそんな想いをさせたくない。


だからぼくは「死ねない」

そう改めて強く思っています。

人との別れでツライ想いをするのはぼくが背負うので、

できることなら最後にぼくは死にたい。

そんな風に、最近おもうんです。

ぼくにとっての「死」は「会わなくなること」

当たり前のことですが、

死んだ人とは会うことができません。

だからツライんですよね。

今までのように話したり笑ったり何かをすることができない。

顔を合わせることもできない。


先に書いたように、ぼくは昨年大切な人をなくした時に、

そのことを受け入れることができなかった。

とにかく悲しいし、つらいし、どうしたらいいかわからなかった。

受け止めきれない毎日でした。


そんなところから戻してくれた「考え方」があります。


それが「会わなくなる」ということ。

もちろん一生なので、悲しいことは変わりませんが、

「死」=「会う機会がなくなる」

そう思うようにすることにしています。


今のぼくにとっては、一緒に生活する妻以外は、

毎日会うことはない。

ちょっと嫌なことを言いますが、

生きてても死んでても会わない状況なら一緒。

人によっては1年に1回も会わない人もいる。

それと一緒なんじゃないかなと。

そんな風に考えたら、少し気が楽になっています。

もしかしたら目を背けているだけなのかもしれませんが、

それはそれで悪くないなと思います。


実はこれって、アイヌ民族の考え方や

パプアニューギニアのキリウィナ島の民族の「死」の考え方に似ているようです。

【アイヌ民族】
北海道の先住民族であるアイヌの人は死んだら、現世とそう変わらないパラレルワールド「下界」に暮らすと考えられているそうです。

【パプアニューギニア・キリウィナ島の民族】
このキリウィナ島の民族は、死ぬと近所にある実在の島に行くと考えているそうです。

別の世界がある。


それがあの世じゃなくて、この世のどっか。

それもなんだか素敵な考え方のように思います。


でも、毎日一緒にいる人がいなくなってしまったらどうなるのか。

正直考えられないけど、それは自分が背負えたらいいなと思います。


ちなみに、上で紹介したアイヌ民族とキリウィナ島の民族の「死」の考え方は、

この本から学びました。大切な人がなくなって、本当にどうしようもない時、

すごく助けられた本です。

「死」を身近に考える。すごく大事なことです。

不死身だと思って生きている

最後にふと思っていること。

「ぼくは不死身だと思っている。」

少なくとも、近い将来じぶんに「死」がくるなんて、

みじんも考えていない。


これを読んでくださっている皆さんは、

自分がいつか死ぬと考えながら生きていますか?


おそらくそんな人はほとんどいないと思うんですよね。

そう。口にはしないけど、心で自然に「不死身」だと思っている。


必ずくる「死」に怯えて生きていけというわけではなく、

必ずくる「死」を意識して生きる。


それだけで、今この瞬間瞬間で過ぎていく1秒・1分の感じ方が、

変わるような気がします。


以前書いた、スティーブ・ジョブスの言葉にも通じますね。


どんな一瞬でも、自分らしく納得して生きて行こう。

それしかないよね。

あとがき

「死」

この言葉はものすごくネガティブなワードのイメージがありますよね。

そりゃそう。

嫌だ。

でも一方で、先ほど紹介した本の帯に書いてあるように、

いちばんの未来の話。

あなたにとって、いちばん未来の話じゃないか。

死にカタログ / 寄藤文平

だからこそ、こうやってちょっとずつでも、

考えて心に留めておきたい。


この文章読んだら、もしかしたら心配してくれる人がいるかもしれませんが。

なんの問題もなくいつも通りなのでご安心を!


少しでも、何かのきっかけになれば嬉しいです。

ではでは

ぽんど

Photo by The HK Photo Company on Unsplash

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