優勝が決まるか!?
いよいよ第5戦!
第4戦から中2日!
いやー待ち遠しかったよ。この日が。
この試合レイカーズが勝ったら、
10年ぶりの優勝が決まります!
ヒートとしてはもう1戦も落とせない
それでは3分解説いってみましょう!
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マンバジャージ
この試合、レイカーズはマンバジャージと呼ばれる、ユニフォーム着用を決めました。
今年1月に亡くなった、レイカーズのレジェンドであるコービー・ブライアントをトリビュートして作られたユニフォーム。
ここまでこれを着ると4勝0敗と、無敵のユニフォームとなっていて、
第2戦で着用後、次は第7戦の予定でしたが、それを繰り上げてこの試合に持ってきました!
レイカーズはこの試合勝てば優勝!
コービーと共に!というところでしょうか。あえて第5戦に持ってきました。
これに関しては、かなり賛否両論ありましたが、僕はいいと思いますね。
NBAはスポーツであると共に、エンターテイメントであるし、ビジネスではあるけど、今回ボイコットがあったように、それ以上にみんなの感情がのったスポーツであると思います。
だったら、優勝をコービーと迎える!
それでいいじゃん。
勝つか負けるかは置いておいて、その気持ちでやる。
それってNBAではすごく重要なことだとおもいます。
にしてもマンバジャージかっこいい。
これ買えないのかな。。。
全くわからない試合展開
第4戦は残り2分まで5点以上の差が開かない展開でしたが、
この第5戦もどちらが勝つか全くわからない展開!
この試合は中盤からヒートのリードで進む展開。最大11点差がついたものの、そこからジリジリ差を縮めていくレイカーズ、一方で追いつかせないヒートの一進一退の攻防!
均衡が崩れたのが残り6分。
KCPの3Pでレイカーズが逆転!
そこから残り3分でヒートが再逆転!
なんとその3分でさらに6回もリードチェンジが行われる大接戦でした。
ヒートのゲーム展開
上でも書きましたが、この第5戦はヒートがリードの展開でゲームが進みました。
ヒートがリードしていた時間は、
36分34秒。
第4戦でレイカーズがリードしていた時間は32分なので、ヒートペースで進んだ試合でした。
しかも、この試合で注目なのは、
やはり3ポイントじゃないでしょうか。
ヒートの2枚看板が
●D.ロビンソン:7/13(.538)
●T.ヒーロー:2/3(.667)
さらにナンも2/4(.500)
と3人が大爆発!
特にロビンソンはここまで
第1戦:試投3本(成功0本)
第2戦:試投7本(成功2本)
第3戦:試投10本(成功3本)
第4戦:試投6本(成功3本)
と、本人にとっても試投も成功もフラストレーションの溜まる展開だったのではないでしょうか。
ここで、7/13!
しかも1本はファールをもらって決める、4点プレーでしたので、本当にすごい集中力でした。
チームとして3ポイント42%
これはヒートの展開でしたね。
意味のわからんキング
そんなヒートの展開の中で、
そんなの関係ない選手が。。。
そう。
キング・レブロン・ジェームズ!!!
この試合は
40得点13リバウンド7アシスト
それだけじゃなく、
あまり上手くないと言われている
3ポイントが6/9(.667)!
これは両チームを通してトップタイの
確率!(同1位はヒーローの2/3)
さらに終盤外れる気のしないFT
FGも試合を通して15/21(.714)
という
ものすごいスタッツを残しました!
全てを尽くすバトラー
そんな中で、この試合のMVPは間違いなくこの人!
ジミー・バトラー
勝利に導いた第3戦に続き、
この試合もトリプルダブルを達成!
35得点12リバウンド11アシスト
さらに終盤。残り3分
101対101の同点
そこから勝ち越しのFGを決めたのち、
すぐに逆転される(レブロン)が、
さらにバトラーのFGで再逆転!
そしてまたもレブロンによる逆転!!
それでも、
バトラーがファールをもらい
FTをきっちり決めて逆転。
今度はデイビスに逆転を許すが、
さらにFTで逆転!!!!!!
なんと。。。
この8得点、全てが逆転のシュート。
しかもFTも全く外れる感じのない
パーフェクトなシュートでした。
さすがに最後のFTの前は疲れを隠せない
バトラーでしたが、
ここまでの踏ん張り。
本当に胸が熱くなる戦いでした。
・2分53秒:レブロンのFT→101対101
・1分51秒:バトラーのFG→103対101
・1分34秒:レブロンのFG→103対103
・レブロンのカウント1スロー
→103対104
・1分13秒:バトラーのFG→105対104
・58秒:レブロンのFG→105対106
・46秒:バトラーのFT→107対106
・21秒:デイビスのFG→107対108
・16秒:バトラーのFT→109対108
土壇場での2つ
そんなこんなでヒートの1点リードで
残り16秒
ドライブを仕掛けたレブロンがパス!
そこにはフリーのダニー・グリーンが!
グリーンが3ポイント打つ!!!
それがショートしてミス!
ただ、それをモリスがオフェンスR!
デイビスにパス!
なんとそのパスが大きすぎました!!!
パスは通らずヒートボールに。。。
この瞬間、残り2秒。
この試合は終わりました。
勝負事なので、ミスしたことが悪いと
いうつもりは全くありません!
でもこの2つが大きなプレイだったのは
事実ですね。
うーん。
ドンマイグリーン&モリス!
確かに、シュートは決めたかったけど、
グリーンの+ーは、
両チームトップの+12!
グリーンの貢献は光ってました!
試合の最終結果
ヒート 111点 対 レイカーズ 108点
・バトラー:35pt 12rbd 11ast 5stl
出場時間47分12秒
・アデバヨ:13pt 4rbd 4ast 1blk
・ロビンソン:26pt 3p(7/13) 5rbd
・ヒーロー:12pt 3p(2/3)
・クラウダー:11pt 3rbd
・ナン:14pt 3p(2/4) 4rbd 3ast
・レブロン:40pt 13rbd 7ast 3stl
・デイビス:28pt 12rbd 3ast 3stl 3blk
・グリーン:8pt +12
・KCP:16pt 3p(3/8) 3rbd 2ast
・ロンド:4pt 3p(0/3) 5rbd 5ast
ヒート Four Factors】
eFG% .542
TOV% 12.3
ORB% 23.7
FTR .253
【レイカーズ Four Factors】
eFG% .549
TOV% 14.1
ORB% 31.6
FTR .220
リードチェンジ16回
最大点差11点
ヒートリード:36分34秒
レイカーズリード:9分14秒
あとがき
いやー。。。本当に熱すぎました!
どっちが勝つか本当に最後まで分からないヒリヒリの展開。
その中でレブロンとバトラーが、
意地と意地のぶつかり合い。
本当にエースが仕事をした、
最高の接戦でした。
ただ、
やはり胸を打ったのはバトラー
最後、ファールを受けたときは、さすがに疲労でぐったりしていたほど。
それでも、全く外さないフリースロー。
試合48分中、47分12秒の出場。
ほぼ出ずっぱりでチームを引っ張った。
そして、勝利に導いた。
バトラーのこのプレイに胸を打たれない人はいないんじゃないでしょうか。
それくらい本当にすごかった!
もちろん、試合を決めにきたレブロンもものすごい集中力だったし、
本当に本当にいい試合でした!
ありがとう!
誰もが30点も差がついた第1戦をみて、
「こりゃスウィープか。。。」
と思ったと思います。
そんな印象をぶち壊して2勝目をあげた
ヒート!
レイカーズはマンバジャージを繰り上げて持ってきましたが、勝利を飾れませんでした。
また中2日で第6戦ですが、
これだけ疲労困憊のバトラー、大丈夫か!?!?
それだけが気がかりです。
とはいえ、心配してもしょうがないので、楽しい試合を期待して、待ちましょう!
うー!本当に最高の試合でした!
ではでは
ぽんど