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【3分 NBA解説】ファイナル第6戦  レイカーズ vs ヒート 〜終焉へ向かう20.10.12

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ぽんど<br>
ぽんど

ものすごいアツかった第5戦の余韻覚めやらぬ第6戦!


ここでヒートが勝ったら、もうどちらが勝つか分からない!

そういう意味ではレイカーズも負けられない!

とにかくアツかった第5戦!

初めは考えられなかった第6戦を迎えます!

本当に泣いても笑っても、長くてあと2試合で今シーズンが終わります。

そう考えると、すごく感慨深いですね。

と、シーズンを振り返る前に、

早速、第6戦をみていきましょう!

スモールラインナップ

前の試合を落としてしまったレイカーズは、この第6戦スターターを変えて、ヒートに挑みました!

【第5戦までのスタート】

●レブロン・ジェームズ
●ダニー・グリーン
●KCP
●アンソニー・デイビス
●ドワイト・ハワード

【第6戦のスタート】

アレックス・カルーソ
●ダニー・グリーン
●KCP
●レブロン・ジェームズ
●アンソニー・デイビス

ハワードの代わりに、カルーソがスタート!

カルーソは今季レギュラーシーズンでもスタートは2試合のみ。
プレイオフでは初めてのスタート!

スモールラインナップにしたレイカーズ

吉と出るか凶と出るか!




それが、なんと!吉と出ました!!!

さすが、ヴォーゲルHC

スモールラインナップにしたことにより、試合にスピード感が増し、

1Qから28得点
さらに2Qには36得点の猛攻を仕掛けました!

1Qの2Pシュートは11/14(.786)

2Qの2Pシュートは10/17(.588)
ただし3Pシュートは4/9(.444)

とシュートも高確率でした。

出し切ったヒート

第5戦ものすごいパワーで勝ち切った
ヒートですが、

そこから一転、この第6戦は
すでにパワーが残っていないかのようなプレイのヒート。

レイカーズのスモールラインナップに
ついていくことができず、全体的なプレイもすごく重たく見えました。

ハーフが終わった時点での
レイカーズとの差

得点→LAL 64点:MIA 36点

リバウンド→LAL 29本:MIA 18本

FG%→
LAL 28/48(.542):MIA 13/38(.342)

3P%→
LAL 5/17(.294):MIA 5/15(.333)

FT%→
LAL 7/11(.636):MIA 5/12(.417)


%だけ見ると3Pは勝っているものの
試投数がヒートにしては少なすぎます。

そして、フリースロー!

フリースローで得点をつくっていく
ヒートがこの確率。

本当に「どうした!?」

という展開でした。


ちなみに、上の数字はハーフの記録ですが、試合を通しての個人成績は下記です

●バトラー:12pt(FG5/10) 7rbd 8ast

●アデバヨ:25pt(FG10/15) 10rbd 5ast

●ロビンソン:10pt(3P 3/7) 3ast

●ヒーロー:7pt(FG3/10) 3rbd 4ast

●クラウダー:12pt(3P 1/5) 4rbd


かなり物足りないですが、

それだけ疲労も溜まっていますよね。

待望の!

そんなヒートでしたが、
この試合待望のニュースもありました!



それは!

ドラギッチの復帰!

第1戦で左足の裏を怪我した、
ドラギッチがコートに戻ってきました!

もちろん、通常1ヶ月以上はかかると
言われているけが。

万全ではないでしょうが、
このニュースはチームを盛り上げました。


優勝するためにヒートでここまできたドラギッチ。

なんとしても!という思いは人一倍強かったんだと思います。

前戦のカリを返すプレイ

前戦で一番悔しい思いをした選手

それは

あの3ポイントを外したグリーン

だと思います!

さらに、同じく第5戦でFG 1/7
さらには3Pが0/3

アシストは5だったものの、
このシリーズで初めて+-が-の-13

そう。ラジョン・ロンド!



この2人が第6戦ではカリを返すような
プレイを見せてくれました!

【 グリーン 】

得点:8点→11点

FG%:3/8(.375)→4/10(.400)

3P:2/5(.400)→3/7(.429)

リバウンド:1→5

数字だけ見るとそこまで上がってはいませんが、シュートを決めるタイミングなど、

ここぞ!のところでの活躍が光りました

【 ロンド 】

得点:4点→19点

FG%:1/7(.143)→8/11(.727)

3P:0/3(.000)→3/4(.750)

+-:-13→+5

ロンドは数字がそのまま活躍を証明していますね。


この土壇場でのベテラン2人の活躍

とても心強いレイカーズでした。


よく考えたら、レブロンの他に、

グリーンもすでにリング2つ持ってるし
ロンドも1つ持っています。

さらにいうとマギーも2つ持ってますね

クックも1つ持ってる。

リングを持っているメンバーが多い!


これは心強かった。

最後まで諦めない

前半で28点差をつけられたヒート。

後半の巻き返しを狙いましたが、3Q終了時点で29点差に。

正直逆転はほぼ難しいだろうな。という試合展開でした。

3Qまでのヒートのメンバーは

バトラー10点

アデバヨ15点

ロビンソン9点

ヒーロー2点

クラウダー12点



正直、ほぼ決まった試合展開でしたが、ヒートは諦めませんでした。

35対19

4Q はここまでの点差で猛攻を仕掛けました。さすがに、観ていても逆転はできると思いませんでしたが、

実際に戦っている選手が諦めずに最後までやり切る。

これだけの疲労感で、本当にすごいことでした。。。

そして

そしてついに!!!

10年ぶりのこの瞬間がきました。




レイカーズ優勝!!!!!


そしてもちろん、ファイナルMVPは


レブロン・ジェームズ!!!

文句なしです。

優勝を決めるこの試合でも、
28得点14リバウンド10アシスト
のトリプルダブル。

本当にすごい選手です。




そして

本当に素晴らしい戦いでした。

さらに、

コービーのこと。

コロナのこと。

本当に特別なNBAになりましたね。


この優勝で、レイカーズはセルティックスに並ぶ、歴代1位タイの優勝回数に。

そして、レブロンは3つのチームで優勝

さらには4回目のファイナルMVP


マンバジャージでの優勝はできませんでしたが、

コービーが81点を入れたのは白いジャージの時でした。

そしてこの白いジャージは名物アナウンサーのチック・ハーンを偲んで作られた。

この白いジャージでの優勝も

とても意味のあるものでしたね。



本当にお疲れ様でした!

そして優勝おめでとう!!!

あとがき

本当に”特別”なシーズンが終わりました。

激動のプレイオフが終わって、
まだ興奮と喪失感に覆われています。

今年のファイナルは昨年に比べ全米で51%も視聴率が下がったとの報道もありました。

しかもそれをトランプ大統領にネタにされてしましたね。

でもさ。

今年のNBAもめちゃくちゃ熱かったぞ!

声を大にして言いたい。



また来年。

最高のバスケットボールを魅せてくれるのを期待しています!

それまでブログもしっかりやっていかないとな。

ファイナル第6戦のハイライトです!

来年も楽しみだ!

ぽんど

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