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【3分 NBA解説】ファイナル第5戦  ヒート vs レイカーズ 〜決まるか!?優勝 20.10.09

Heat Jimmy Butler smirk | allproreels.com | All-Pro Reels | Flickr
ぽんど
ぽんど

優勝が決まるか!?
いよいよ第5戦!

第4戦から中2日!

いやー待ち遠しかったよ。この日が。

この試合レイカーズが勝ったら、
10年ぶりの優勝が決まります!

ヒートとしてはもう1戦も落とせない

それでは3分解説いってみましょう!

マンバジャージ

この試合、レイカーズはマンバジャージと呼ばれる、ユニフォーム着用を決めました。

今年1月に亡くなった、レイカーズのレジェンドであるコービー・ブライアントをトリビュートして作られたユニフォーム。

ここまでこれを着ると4勝0敗と、無敵のユニフォームとなっていて、

第2戦で着用後、次は第7戦の予定でしたが、それを繰り上げてこの試合に持ってきました!

レイカーズはこの試合勝てば優勝!

コービーと共に!というところでしょうか。あえて第5戦に持ってきました。

これに関しては、かなり賛否両論ありましたが、僕はいいと思いますね。

NBAはスポーツであると共に、エンターテイメントであるし、ビジネスではあるけど、今回ボイコットがあったように、それ以上にみんなの感情がのったスポーツであると思います。

だったら、優勝をコービーと迎える!

それでいいじゃん。

勝つか負けるかは置いておいて、その気持ちでやる。

それってNBAではすごく重要なことだとおもいます。



にしてもマンバジャージかっこいい。

これ買えないのかな。。。

全くわからない試合展開

第4戦は残り2分まで5点以上の差が開かない展開でしたが、

この第5戦もどちらが勝つか全くわからない展開!


この試合は中盤からヒートのリードで進む展開。最大11点差がついたものの、そこからジリジリ差を縮めていくレイカーズ、一方で追いつかせないヒートの一進一退の攻防!

均衡が崩れたのが残り6分。
KCPの3Pでレイカーズが逆転!

そこから残り3分でヒートが再逆転!

なんとその3分でさらに6回もリードチェンジが行われる大接戦でした。

ヒートのゲーム展開

上でも書きましたが、この第5戦はヒートがリードの展開でゲームが進みました。

ヒートがリードしていた時間は、
36分34秒。

第4戦でレイカーズがリードしていた時間は32分なので、ヒートペースで進んだ試合でした。

しかも、この試合で注目なのは、

やはり3ポイントじゃないでしょうか。

ヒートの2枚看板が

●D.ロビンソン:7/13(.538)
●T.ヒーロー:2/3(.667)

さらにナンも2/4(.500)

と3人が大爆発!

特にロビンソンはここまで

第1戦:試投3本(成功0本)
第2戦:試投7本(成功2本)
第3戦:試投10本(成功3本)
第4戦:試投6本(成功3本)

と、本人にとっても試投も成功もフラストレーションの溜まる展開だったのではないでしょうか。

ここで、7/13!

しかも1本はファールをもらって決める、4点プレーでしたので、本当にすごい集中力でした。

チームとして3ポイント42%

これはヒートの展開でしたね。

意味のわからんキング

そんなヒートの展開の中で、

そんなの関係ない選手が。。。


そう。



キング・レブロン・ジェームズ!!!


この試合は

40得点13リバウンド7アシスト

それだけじゃなく、

あまり上手くないと言われている

3ポイントが6/9(.667)!

これは両チームを通してトップタイの
確率!(同1位はヒーローの2/3)

さらに終盤外れる気のしないFT

FGも試合を通して15/21(.714)

という

ものすごいスタッツを残しました!

全てを尽くすバトラー

そんな中で、この試合のMVPは間違いなくこの人!

ジミー・バトラー

勝利に導いた第3戦に続き、

この試合もトリプルダブルを達成!

35得点12リバウンド11アシスト


さらに終盤。残り3分

101対101の同点

そこから勝ち越しのFGを決めたのち、

すぐに逆転される(レブロン)が、

さらにバトラーのFGで再逆転!

そしてまたもレブロンによる逆転!!

それでも、

バトラーがファールをもらい
FTをきっちり決めて逆転。

今度はデイビスに逆転を許すが、

さらにFTで逆転!!!!!!

なんと。。。

この8得点、全てが逆転のシュート。

しかもFTも全く外れる感じのない
パーフェクトなシュートでした。

さすがに最後のFTの前は疲れを隠せない
バトラーでしたが、

ここまでの踏ん張り。

本当に胸が熱くなる戦いでした。

・2分53秒:レブロンのFT→101対101

・1分51秒:バトラーのFG→103対101

・1分34秒:レブロンのFG→103対103

・レブロンのカウント1スロー
→103対104

・1分13秒:バトラーのFG→105対104

・58秒:レブロンのFG→105対106

・46秒:バトラーのFT→107対106

・21秒:デイビスのFG→107対108

・16秒:バトラーのFT→109対108

土壇場での2つ

そんなこんなでヒートの1点リードで

残り16秒


ドライブを仕掛けたレブロンがパス!

そこにはフリーのダニー・グリーンが!

グリーンが3ポイント打つ!!!






それがショートしてミス!

ただ、それをモリスがオフェンスR!

デイビスにパス!


なんとそのパスが大きすぎました!!!

パスは通らずヒートボールに。。。



この瞬間、残り2秒。

この試合は終わりました。


勝負事なので、ミスしたことが悪いと
いうつもりは全くありません!

でもこの2つが大きなプレイだったのは
事実ですね。

うーん。

ドンマイグリーン&モリス!



確かに、シュートは決めたかったけど、

グリーンの+ーは、

両チームトップの+12!

グリーンの貢献は光ってました!

試合の最終結果

ヒート 111点 対 レイカーズ 108点

・バトラー:35pt 12rbd 11ast 5stl
      出場時間47分12秒

・アデバヨ:13pt 4rbd 4ast 1blk

・ロビンソン:26pt 3p(7/13) 5rbd

・ヒーロー:12pt 3p(2/3)

・クラウダー:11pt 3rbd

・ナン:14pt 3p(2/4) 4rbd 3ast


・レブロン:40pt 13rbd 7ast 3stl

・デイビス:28pt 12rbd 3ast 3stl 3blk

・グリーン:8pt +12

・KCP:16pt 3p(3/8) 3rbd 2ast

・ロンド:4pt 3p(0/3) 5rbd 5ast


ヒート Four Factors】

eFG% .542
TOV% 12.3
ORB% 23.7
FTR .253

【レイカーズ Four Factors】

eFG% .549
TOV% 14.1
ORB% 31.6
FTR .220



リードチェンジ16回
最大点差11点

ヒートリード:36分34秒
レイカーズリード:9分14秒

あとがき

いやー。。。本当に熱すぎました!


どっちが勝つか本当に最後まで分からないヒリヒリの展開。

その中でレブロンとバトラーが、
意地と意地のぶつかり合い。

本当にエースが仕事をした、
最高の接戦でした。

ただ、

やはり胸を打ったのはバトラー

最後、ファールを受けたときは、さすがに疲労でぐったりしていたほど。

それでも、全く外さないフリースロー。

試合48分中、47分12秒の出場。


ほぼ出ずっぱりでチームを引っ張った。

そして、勝利に導いた。

バトラーのこのプレイに胸を打たれない人はいないんじゃないでしょうか。

それくらい本当にすごかった!

もちろん、試合を決めにきたレブロンもものすごい集中力だったし、

本当に本当にいい試合でした!

ありがとう!

https://youtu.be/mwcargK_aDw



誰もが30点も差がついた第1戦をみて、

「こりゃスウィープか。。。」

と思ったと思います。

そんな印象をぶち壊して2勝目をあげた

ヒート!

レイカーズはマンバジャージを繰り上げて持ってきましたが、勝利を飾れませんでした。

また中2日で第6戦ですが、

これだけ疲労困憊のバトラー、大丈夫か!?!?

それだけが気がかりです。



とはいえ、心配してもしょうがないので、楽しい試合を期待して、待ちましょう!

うー!本当に最高の試合でした!

ではでは

ぽんど

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