”NBA史上最高のシューター”
それが誰か思い浮かべた時、ほぼ全員が思い浮かべるプレイヤー
それがステフィン・カリー!
今のリーグは3ポイントが主流となっており、
センターまでもが3ポイントを打たないといけない状況。
※ スラムダンクで言うと、ゴリが3ポイントを打つ感じ←全く想像つかない!w
まさにこの状況を作り出したのが彼。カリーなんです!
ちなみに、彼のシュートエリアは3ポイントラインなんてところではなく、
センターラインから先に入ったら、すでにシュートエリアというめちゃくちゃな状況!
今回はこの類稀なるシュート力を持った、NBA最強シューター・カリーを紹介します!
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ステフィン・カリーとは
本名:ワーデル・ステフィン・カリー二世
ニックネーム:ステフ、ベビーフェイス・アサシン
背番号:#30
生年月日:1988年3月14日
身長・体重:190cm / 86kg
出身地:オハイオ州アクロン→レブロンと生まれた病院が一緒!
出身校:デイビッドソン大
ポジション:PG
ドラフト:2009年1巡目7位(ウォリアーズ)
所属歴:ウォリアーズ(2009〜)
家族:デル・カリー(父:元NBA選手)
セス・カリー(弟:現役NBA選手 マブス)
デイミオン・リー(義弟:現役NBA選手 ウォリアーズ)
記録:
NBA制覇:3回
シーズンMVP:2回
オールスター:6回
オールNBA:6回
得点王:1回
スティール王:1回
もちろん他のレジェンドと比べると少し見劣りしますが、それでも2年連続MVPや、ここ5年でNBAを3回制覇しているところを考えると、この若さでかなりの物を積み上げています!
ただ!
最初に書いた通り、カリーは”歴代最高シューター”。シュートに関しては物凄い記録を持っています!
今後越える選手でるの?くらい、ものすごい記録
1シーズンの3ポイント成功数で歴代1位の選手は誰でしょう???
おそらく、この流れは?と思いますよね。
そうです、カリーです!
では歴代2位の選手は???
ジェームズ・ハーデンという髭の男です!
なるほど!じゃあ3位の選手は???
カリーなんです!!!
歴代の記録と順位を見てみましょう!!!!
- ステフィン・カリー (402本 / 2015-16)
- ジェームズ・ハーデン(378本 / 2018-19)
- ステフィン・カリー (354本 / 2018-19)
- ステフィン・カリー (324本 / 2016-17)
- ポール・ジョージ (292本 / 2018-19)
- ステフィン・カリー (286本 / 2014-15)
- バディ・ヒールド (278本 / 2018-19)
- クレイ・トンプソン (276本 / 2015-16)
- ステフィン・カリー (272本 / 2012-13)
- ジェームズ・ハーデン(271本 / 2019-20)※記録継続中
歴代トップ10の中に、カリーは5年分の記録が入っているんです!!!
ちなみにカリーが初めて歴代1位になったのが、2012-13シーズン。
その時抜いた記録はレイ・アレンの269本。
ちなみにレイ・アレンのこの記録は6年抜かれていませんでした。
しかもその時のトップ3はこんな感じ
- レイ・アレン (269本 / 2005-06)
- デニス・スコット (267本 / 1995-96)
- ジョージ・マクロード(257本 / 1995-96)
めちゃくちゃ接戦。レイ・アレンの記録も10年ぶりということで、大記録だと思っていました!
ただ、カリーが1位になってから、2年後には自分の記録を超えて(しかも10本以上伸ばす)!さらに翌年には現在も歴代1位に輝く記録である402本が生まれました!
自分の記録は286本だったわけだから、一気に116本も伸ばした。。。
300本代の選手も、歴代でカリーとハーデンしかいません。
これだけのシュート力!
当たり前のことですが、3ポイントシュートは通常のシュートより1点多く入ります。
この1点で、負けていてもあっという間に追いつき、勝ち越したらあっという間に差をつける。
そんな3ポイントがバンバン入ったら、それはバスケットが変わるに決まっています。
カリーはバスケットそのものを革命的に変えたんです!
ちなみに確率もいい
先ほどのランキングに、試投数を入れてみましょう!
- ステフィン・カリー (402本 / 2015-16)→試投数 886本 確率45%
- ジェームズ・ハーデン(378本 / 2018-19)→試投数 1,028本 確率36%
- ステフィン・カリー (354本 / 2018-19)→試投数 810本 確率43%
- ステフィン・カリー (324本 / 2016-17)→試投数 789本 確率41%
- ポール・ジョージ (292本 / 2018-19)→試投数 757本 確率38%
- ステフィン・カリー (286本 / 2014-15)→試投数 646本 確率44%
- バディ・ヒールド (278本 / 2018-19)→試投数 651本 確率42%
- クレイ・トンプソン (276本 / 2015-16)→試投数 650本 確率42%
- ステフィン・カリー (272本 / 2012-13)→試投数 600本 確率45%
- ジェームズ・ハーデン(271本 / 2019-20)→試投数 769本 確率35%
そう。シュートの確率もいいんです。
ちなみに、今シーズンここまで3ポイントの成功率が一番高いのは、ジョージ・ヒルという選手で、
48%!
ただ、試投数と成功数を見てみると試投数:成功数=153:73
数が圧倒的に違います。
カリーはあれだけの本数を打って、あれだけの記録を残しているんです!
どれだけシュートがうまいかわかりますよね。
ちなみに、トータルの歴代3ポイント成功数を見てみると、
- レイ・アレン 2,973本 → 引退
- レジー・ミラー 2,560本 → 引退
- ステフィン・カリー 2,495本 → 現役
カリーは今なお現役で31歳。普通にいったらまだ4,5年はプレイすると思います。
1位との差は487本
カリーがこちらでも歴代1位になる日はそう遠くなさそうです。
とにかくすごかった2015−16シーズン
上で数々の記録を紹介しましたが、そのほとんどを取ったのがこのシーズンでした!
得点王
スティール王
歴代1位の3ポイント成功数
50-40-90クラブ
→ 優れたシューターの証(シュート率・3ポイント率・フリースロー率がそれぞれ50% 40% 90%を超えていること)なんと歴代8人しかこの記録を持っている選手はいません!
それだけではありません!この年はチームとしてもすごかった!
開幕24連勝(歴代1位)
シーズン73勝9敗(20年ぶりに歴代1位の記録を樹立)
→ ちなみに抜かれてしまった記録はジョーダン時代の史上最強と言われたブルズでした!
まさに2015−16シーズンはカリーにとって盛り沢山の1年でした。
そんな記録づくめの1年の締め括りとして、
もちろんシーズンMVPにも選ばれました!!!!!!
しかもNBA史上初の満票!
本当に記録ばかりの1年でした。
カリーが大人気のワケ
選手の人気の指標を表す、ユニフォームの売り上げ。
カリーは2016年から3年連続で1位でした!
じゃあなんでそんなに人気があるの?
もちろん上に書いたほどの実力があること。そうでしょう!
NBAを変えるほどのシュート力。そうでしょう!!
でも僕は、それ以上にカリーを人気にしたことがあると思います!
それは。。。
明るい性格!
とにかく明るくひょうきんで、プレイしながら子供のように喜ぶ姿は、観ていて本当に楽しくなります!
そして、もうひとつ!それが「バスケにも人にも真剣なところ」
それを象徴することが、日本に来ていたときにありました!シンプルなことなんだけど、何度見てもいいシーン
あとがき
と、ここでいったんおしまい!
カリーはまだまだ現役選手。これからさらにすごいプレイを見せてくれると思います!
めちゃくちゃ楽しみだなー。さらなるスーパープレイを期待しましょう!
過去のNBA選手紹介はこちらにまとめております!ぜひ!
ぽんど